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職業別モラハラ

職業別モラハラ

はじめに

モラハラ夫の特徴として、「社会的に一定の地位や職業に就いている。」というものがあります。職場でも部下や顧客等に指示・指導することが当たり前になっている傾向があります。また、世間一般の男性よりも比較的収入が高く、自分が妻や家族を養っている(養ってやっている。)という感覚が強く、職場での優越的地位を無意識に家庭に持ち込みがちです。

弁護士法人グレイスではこれまで多くのモラハラ夫と対応していきました。その中でも、特にモラハラ夫が多い類型についてご紹介させていただきます。

1. 医者

「社会的に一定の地位や職業に就いている」ことは言わずもがなです。職場では患者様はもちろん、看護師やスタッフの方からも「先生」と呼ばれる毎日です。勤務医でも年収が1000万円を超えることが殆どで、開業医ともなれば収入や資産は通常の会社員の比ではありません。

もちろん、殆どの方は職場での立場と家庭での立場をうまくコントロールし、使いわけられているのだと思われます。他方で、一部の方は、このような職場での「先生」という立場をそのまま妻との関係でも維持し、「誰のおかげでこのような良い暮らしができているんだ。」という気持ちで妻に接する方もおります。

実際、モラハラ自体は厳しいものの、現在の経済的に恵まれた生活を手放すことも容易ではありません。お子様が私立の学校に入学され、お父様と同じ医者を目指したいとなればなおさら離婚を決意することは難しくなります。「お子様が独り立ちしたら」と考えるうちに時間ばかりが過ぎていってしまいます。

モラハラ夫がお医者様の場合の離婚は、お子様の学費その他の経済的観点からも様々に悩ましい問題があります。お医者様の夫が、モラハラ夫かもと思った際は、一度当事務所にご相談ください。

2. 公務員

⑴ はじめに

ひとくくりに公務員といっても、役所勤務の方から例えば裁判官や警察官に至るまで非常に多くの職種の方々がいらっしゃいます。その為、当然に公務員の方にモラハラ夫が多いというわけではありません。

他方で、弊所でこれまでご相談・ご依頼を頂いた件の中で、職種の特殊性から、比較的モラハラ夫が他の業種より多い傾向のあるという業種もいくつかございました。

⑵ 警察官・自衛官

警察官は、職務上、厳しい上下関係の中で勤務されています。上席の指示・指導は絶対的なものですし、部下や後輩に対して厳しく指導すべき場面は少なくありません。また、警察官にしても自衛官にしても、様々な厳しい場面の中で、時に強い対応を求められる場面もあります。職種にもよりますが、勤務体系が不規則なケースも多く、仕事のストレスが他の職種と比べても溜まりやすいと言われています。その結果、ストレス発散の対象が妻や家族に向きがちです。

かつてご相談を受けた夫が警察官や自衛官であった女性の方は、「家計の状況等で不審な点があると、ことあるごとに夫から詰問を受ける。」、「詰問の仕方が取り調べのようでこちらが非を認めて謝罪するまで絶対に許してくれない。」などと仰る方もいらっしゃいました。職業柄、正義感が強い方も多く、ご自身に間違っている部分があるとは一切認識していません。あくまで、「至らない妻を指導しているだけだ。」という考えの方がいらっしゃいます。

そのような詰問を受け続ける中で、自分が悪いのだから仕方がないと思い込んでしまう方も少なくありません。しかし、夫婦関係はあくまで対等な関係です。どちらかだけが正しく、どちらかだけが悪いということはありません。時にケンカをしつつも、お互いに至らない部分を認め合いながら成長していくのが本来の夫婦の姿のはずです。

モラハラ夫が警察官の場合の離婚は、まず、ご自身がモラハラを受けているということ気付くことが第一歩です。警察官の夫がモラハラ夫かもと思った際は、一度当事務所にご相談ください。

⑶ 教師

教師は、普段から学生を相手に勤務されております。必ずしも警察官や自衛官のように厳しい上下関係があるという訳ではありませんが、学生が相手の為、職務の多くを指導的立場として過ごすことが日常化しています。その為、自分の行動が常に正しく、至らない相手を正しているだけという感覚が無意識に染みついている方が少なくありません。

また、学習指導や部活対応等で勤務時間が長時間化することも多く、仕事のストレスが溜まりやすいと言われています。その結果、ストレス発散の対象が妻や家族に向きがちです。

かつてご相談を受けた女性の方は、子育てやしつけの仕方について、教師だった夫から逐一指導を受けていたとのことでした。たしかに、夫の言うことは正論で、至らない自分にも問題があると思わざるを得ない部分もあったようです。しかし、どのような正論も夫婦の信頼関係なくしては単に相手を傷つける言葉になってしまいます。相手の対応に気になることがあったとしても、単に一方的に相手を責め立てるのではなく、相手の言い分を尊重しつつ、一緒に幸せになる方法を探っていけるのが一番です。

モラハラ夫が教師の場合の離婚も、まず、ご自身がモラハラを受けているということに気付くことが第一歩です。教師の夫がモラハラ夫かもと思った際は、一度当事務所にご相談ください。

3. 経営者

特に創業者の方は、一代で現在の会社を、現在の経済的基盤を築いたという強い自信と誇りをお持ちの方が殆どです。会社内では「社長」と言われ、殆どの社員は社長の業務命令に従うのが当然の状況にいます。コーヒーを買ってくるのも、お茶を入れるのも、会社では社長が一言声を掛ければ済むことです。その為、そのような感覚をそのまま妻に対しても持っている方は少なくありません。妻が専業主婦であればなおさらです。本来、妻が専業主婦として家事や育児に専念しているからこと、夫は経営に専念することができ、会社を大きくしていくことができたはずです。しかし、モラハラ夫は、妻に対する感謝の言葉を持ちません。「何もできない妻は、自分が養ってあげているから今の生活があるんだ。」とさえ思っている方もいらっしゃいます。

また、モラハラ夫が経営者の場合、家計についても夫に管理されており、夫の収入や夫婦の共有財産とし何がどの程度あるかも分からないという方が少なくありません。仮に、モラハラ夫に、「あなたの収入はどのぐらい?」、「ウチに財産は何がどのぐらいあるの?」などと聞こうものなら、「お前はそんなこと知らなくて良い!」と一蹴されかねません。

モラハラ夫が経営者の場合の離婚は、財産関係の把握も含めて事前に準備すべきことが多数あります。経営者の夫がモラハラ夫かもと思った際は、一度当事務所にご相談ください。

4. 高所得会社員

モラハラ夫の特徴として「社会的に一定の地位に就いている」方が多く、また、「比較的コミュニケーション能力が高く、外部からの評価は高い」という点が挙げられますが、これらはいずれも高所得会社員に当てはまるものです。

高所得会社員のモラハラ夫は、比較的コミュニケーション能力が高く、外部からの評価は高い為、妻に対してモラハラを繰り返しているようには見せません。むしろ、外から見れば、家事や育児も手伝う良い夫、良い父親と思われているかもしれません。

また、当然ですが高所得会社員は仕事ができます。仕事ができる男は、家事や育児もできることが少なくありません。その結果、妻に対しても自分と同レベルで家事や育児ができることを求めがちですし、できない場合に「なぜできないのか」と相手を責めがちです。

かつてご相談を受けた女性の方で、東京大学卒業後、有名上場企業に就職している夫からモラハラを受けているという方がいらっしゃいました。話を聞いたところ、収入が高いのみならず、休日は家事や育児も完璧にこなされるとのことでした。もちろん、それだけであれば素晴らしい夫なのでしょうが、実際には、家事や育児ができない妻を罵倒し、「どうして働いていて収入も高い自分がこんなに家事や育児もできるのにお前は全然できないんだ。」と責め続けられたとのことです。彼女自身も、「自分が彼の望むレベルで家事や育児ができていないのが悪いんです。」と自分自身を責めるようになり、心も身体もボロボロになっておられました。どれ程、仕事に加えて家事や育児ができても、パートナーの心や身体がボロボロになるまで追い込むことが正しいはずがありません。

モラハラ夫が高所得会社員の場合の離婚は、財産関係の把握も含めて事前に準備すべきことが多数あります。高所得会社員の夫がモラハラ夫かもと思った際は、一度当事務所にご相談ください。

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