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子への暴力や家事育児不協力を理由とした離婚調停で早期解決した事例

ご相談者の基本情報

  • 離婚請求

    求めた

  • 原因

    性格の不一致, モラハラ・精神的虐待

  • 性別

    女性

  • 子ども

    あり

  • 職業

    会社員

  • 相手職業

    会社員

  • 条件

    親権, 面会交流, 養育費

  • 手続き

    調停

事案

依頼者は会社員(女性)であり、相手方も会社員です。
婚姻期間は5年間で、未就学のお子様2名(4歳と2歳)を養育されていました。
依頼者は、夫との性格の不一致に加え、モラハラ・精神的虐待を原因として離婚を請求しています。
夫がお子様に対して強く当たり、頭を叩くなどの行為を繰り返しており、夫は家事・育児にほとんど協力しない状況が続きました。
これらの事情により妻の精神的負担が蓄積し、依頼者は別居に至ります。
別居後は、依頼者が実家の援助を受けながらお子様と生活を送っている状況です。
双方に大きな財産はなく、財産分与については特段の争いはありませんでした。
依頼者は家庭裁判所に離婚調停を申し立て、主たる争点は離婚の成否と養育費の金額でした。

依頼者の主張

子への暴力や家事育児への非協力があったため、婚姻関係は既に破綻していると主張しました。
また、子の安全確保のためにも親権者は依頼者(妻)とすべきであると主張し、養育費については、裁判所の算定表どおりの金額を支払うべきであると主張しました。

相手方の主張

当初、相手方は「関係を終わらせたくない」と話し、離婚に消極的でしたが、調停を重ねる中で離婚を受け入れる姿勢に変化。
主として養育費の金額について協議する姿勢となりました。
財産分与については特段争いはありませんでした。

争点

本件では、次の点が主な争点となりました。

  • ・離婚の成否
  • ・子の親権者の指定
  • ・養育費の金額、支払方法
  • ・面会交流の内容

解決内容

調停において、依頼者の望みどおりに離婚が成立いたしました。
子の親権は依頼者(妻)が獲得し、面会交流は子の状況に応じて調整することを前提に、月1回実施する内容で合意ができました。
養育費は算定表どおりの金額で合意し、財産分与はなし、という結果で終結しています。

解決のポイント

お子様が4歳と2歳と幼いこと、また父による叩く行為が継続していた点を重視しました。
監護環境の安定性と安全性を中心に、依頼者が親権者となるべき理由を丁寧に主張。
財産がほぼなかったため、争点を離婚と養育費に絞り込んだことが解決を早める結果となり、4か月という比較的短期間で調停を終結させることが可能になりました。
感情的な対立を避けるよう努め、常にお子様の利益を中心として調整を進めたことが早期解決につながったポイントです。

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