モラハラ夫あるある・モラハラ夫の特徴について
今まで数多くのモラハラ夫に関するご相談対応をする中で、モラハラ夫にはいくつかの共通事項があることに気づきました。
実際、法律相談中に下記に挙げる【モラハラ夫のあるあるや特徴】をお伝えすると、「え!わかります?それがまさに私の夫です!」とおっしゃる方は少なくありません。
一つでも当てはまるものがあれば、是非、当事務所にご相談下さい。
①厳しい9割、激甘1割
厳しい態度や激高がずっと続いていれば、「この人は、明らかにおかしい」と気づくことができるのですが、急に優しくなったり、甘い言葉をかけてきたりすることがあるため、「私の態度が悪かったのかもしれない」と自分に非があるように感じてきてしまう。
②社会的に認められ、一定の地位や職業に就いている
一定の役職や地位に就いていたり、安定した職業に就いていたりするので、自分は「世間から認められている」「俺が高い収入を稼いでいるから、家族は生活できている」という上位的意識が、家族(特に妻)との対等関係を狂わせている。
③妻に対してはケチだが、自分への投資に上限はない
最低限の生活費だけ渡し、めんどくさい生活費のやりくりは妻に任せておきながら、生活状況や食事には口を出し、1円単位の無駄遣いも許しません。
しかし、当然ながら自分のため(趣味や娯楽など)や交際費には湯水のようにお金を使い、「自分で稼いだ金を何に使おうが俺の勝手だ」と理不尽なことばかり言います。
④比較的コミュニケーション能力が高く、外部からの評価は高い
モラハラ加害者は、要領がよく自分を良く見せる技術に長けている特徴があります。何よりも世間体を重視するので、親族や友人、職場などでは評価が高くなりがち。周りの人に「モラハラ夫」であることを訴えても、信じてもらえないこともあります。
⑤外部との繋がりを可能な限り遮断させようとしてくる
モラハラ加害者は、配偶者に対してひどい言動を取り続けるくせに心の奥底ではその配偶者のことを必要としております。必要の仕方が、その人を「尊重」しながら良い関係を築こうとするのではなく、上下関係を前提に相手を支配したがるのがモラハラ加害者の特徴です。
そんなモラハラ加害者は、支配・被支配の関係を強化するため配偶者を自身に依存させようとします。その結果、配偶者の就労関係や交友関係、親族との関係にまでネチネチと口を出し、自由な人間関係の構築を妨害してきます。
⑥暴力は振るわない。
万が一、傷が残って証拠になるようなことがあってはいけないので、「暴力」は控える傾向にあるが、「暴言」「人格否定」「無視」「物を壊す」などと言った証拠に残りずらい別の手段であなたの気持ちをどんどん追い詰める。
⑦「自分は悪くない」「責任転嫁」
人生における大きな決断や選択が必要となる場面であなたの意思を尊重することがあるかもしれないが、それは、自分で責任をとりたくないからである。結果うまくいけば問題はないが、失敗したり悪い方向へ進んだ場合には、これ見よがしに「お前が言い出したんだから、責任はお前にある。俺は知らないし、悪くない。」と全ての責任をあなたへとなすりつける。「どうすればお互いが気持ちよく暮らせるか」ではなく「自分が気持ちよく暮らせないのは〇〇のせいだ」と、原因を他人に求め人を責めることで憂さを晴らそうとしがちです。
⑧自分が悪いことをしている、妻を傷つけているという感覚は微塵も感じていない。
モラハラ加害者の特徴の一つが、他人の痛みに鈍感という点です。人が聞いたら心が傷つくような発言を、何の気なしに行いこちらの痛みに気付かない。気付こうともしない。そういう発言が人を傷つけると言おうものなら「言われて当然のことをしてるんだろう!」と反論され、聞く耳を持たない。こういった光景が日常的に行われ、黙ってその場をやり過ごす以外に対処のしようがなくなる。そういうご経験はありませんか。
⑨常に厳しい態度なのではなく、定期的に優しい時期もある。
モラハラ加害者も人間ですので、完全な悪というわけではなくある側面では良い部分を持っているのが普通です。日常的に嫌味を言っている人物でも、定期的に非常に親切で優しい態度になることが多いです。そういう側面があるからこそ、モラハラ加害者・被害者の関係が長期的に継続しやすく、まずいと思っていても自分の意思ではなかなか抜け出せない「共依存」の状態に陥る状況がママ見られます。

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