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モラハラ(モラル・ハラスメント)でお悩みの方へ

DV(ドメスティック・バイオレンス)は文字通り、殴る蹴るの暴行を加える行為ですが、そもそもモラハラ(モラル・ハラスメント)って何でしょうか。 暴言、無視、人格否定、無理な要求、責任転嫁、性的虐待や経済的虐待等、暴力を伴わずに相手を苦しめる方法として様々なものがあります。このように、暴力をともなわずに、相手を苦しめるもの(ともすれば、直接的な暴力よりもより深く、そして長期的に相手を苦しめます)を総括してモラハラと呼ばれています。 いずれも暴力を伴うものではなく、「そのぐらいのことならどの夫婦も通る道だよ」などとDVと比べて軽く扱われがちですし、時には「自分の方がちゃんと出来ていないから悪いのだ」などと言われる場合もあります。 しかし、実際に体にあざが出来たりして証拠の残りやすいDVと違い、モラハラは証拠に残りづらく、また、第三者にも理解して頂くことが非常に難しいです。モラハラの加害者は、自分がモラハラをしているという意識はなく、外部に対しては良き配偶者であることを巧妙にアピールし、被害者と外部との交流を絶ち、被害者をどんどん孤立させて行きます。  その為、被害者にとっては弁護士に相談をすること自体が恐ろしく、自分が悪いのではないかという疑問を頂きつつ、今日まで、一人で悩まれている方も多いことでしょう。 当事務所は、モラハラについて深い理解を有する弁護士が、依頼者の秘密を厳守し、速やかに依頼者の救済方法を一緒に考えていきます。一人で悩まず、まずは一度当事務所にご相談にこられてはいかがでしょうか。

モラハラの態様

モラハラはDVと違い、「これがモラハラ」といえる定型があるわけではありません。被害者の方々は、「そもそもこれはモラハラなのか」、「もしかしたら自分が悪いのではないか」と考えてしまう傾向にあります。 以下の行為類型は、当事務所が日々法律相談をしていく中で感じたモラハラの態様に関するものです。 1つでも該当している場合は、モラハラの可能性があります。3つ以上該当している場合は強度のモラハラに該当する可能性がありますので、一度、当事務所で詳しくお話をお聞かせください。

相手が不合理な理由で不機嫌になる

「仕事が大変なら無理をしなくていいよ」と言っていたのに、いざあなたが家事を休んだら凄く不機嫌になっていた。 そんなことはありませんでしたか? 相手の言葉を信じてその通りにしたのに、いざその通りにすると相手は不機嫌になり、時には物凄い勢いで非難をしてくる。モラハラ加害者は、言葉以外のメッセージを汲み取ることがさも当然であるかのように振る舞い、汲み取れなかった場合は、汲み取れないあなたが悪いことだと一方的に責め立ててきます。 次第に、あなたは相手に何を言えば分からなくなり、只々相手の機嫌を伺うようになってしまいます。 これはモラハラの初期の段階によく見られる傾向です。

相手が一方的に怒りをぶちまける

あなたの何気ない一言や態度に対して、突如烈火のごとく怒りはじめ、あなたを罵倒し、ときに冷たい口調で突き放してくる。そもそも、あなたは相手が普段から相手が機嫌を損ねないように細心の注意を払っているのに、相手は重箱の隅をつつくようにあなたを非難してきます。あなたが相手に怒っている理由を聞くと、「そんなことも分からないお前は馬鹿だ」とあなたの人格を非難してきます。 また、あなたに直接暴力を振るわなかったとしても、例えば隣の部屋で大声を出し、時に壁を殴り、物を投げつけるなどの行為に及ぶこともあります。相手は、「直接暴力を振るっていないのだからDVじゃない。」というかもしれませんが、相手が暴れている間のあなたの恐怖は計り知れません。 ここまできたらもはや立派なモラハラです。

コミュニケーションの拒否から長期間の無視へ

何を話しても不機嫌になり、怒りをぶちまける相手とは次第にコミュニケーションをまともに取れなくなってきます。 あなたが日常生活の中で相手に何か話しかけたりすると、相手はその話題には一切答えず、別の話題であなたを非難するようになります。 相手はもはやあなたとコミュニケーションを取るつもりはなく、ただあなたを非難する材料があれば良いのです。日頃からあなたの言動や行動を監視し、あなたが(どんな些細なものでも)ミスをするのを待っています。時には、あなたがミスをしない場合は、あなたがミスをするように誘導し、果てはミスを自ら作り上げます。 最終的に、相手はあなたと一切コミュニケーションを取らなくなり、一方的に無視をするようになります。無視の期間は数時間で終わることもあれば、数日、数か月、場合によっては何年も続くことがあります。 子供たちもいる家族の中で、あなただけが存在を無視され続ける。外部との接触も絶たれ、ただ相手の機嫌を損ねないように生活する毎日は地獄の日々より辛いものかもしれません。

特権意識と人格否定

モラハラの加害者は、自分があなたと対等な関係にはあると思っていません。
家庭という特定の場においては、全て自分の思い通りに事が運ぶようになっていなければならず、まるで一流ホテルのようなサービスを受け、大切に扱われることが当然だと考えています。そして、そのような状態を整えておくことが全てあなたの役目であり義務であると考えています。 もしその義務をあなたが果たさないことがあれば、仮にあなたの体調が悪かったときであろうと絶対にあなたを許しません。「そのような義務を果たせないお前が人間としてダメだ」、「私はお前の為を思って言っている」などとあなたの人格を否定し、他方で自分の言い分を全て正当化していきます。 また、その際、相手はあえて難しい言葉や専門用語を使い、さも自分はあなたとレベルの違う人間であるかのようなアピールをしてきます。

外部との遮断

「ちょっと実家に帰りたい」、「たまには友達と会いたい」などと言ったときに、相手が拒絶してくるようならモラハラが深刻化する危険大です。 モラハラ加害者にとって、あなたが外部の人間と接触することは最もあってはならないことです。モラハラ加害者は、家庭の中でしか、あなたとの関係でした特権意識を持つことが出来ません。あなたが外部の人間と接触した際に、「あなたの相手、ちょっとおかしいよ」などと言われたら溜まったものではありません。 モラハラ加害者は、あなたが「自分の置かれた状況は明らかにおかしい」と気付く隙を決して与えようとはしないのです。

徹底的な責任転嫁と被害者意識

モラハラの加害者は、今日の夕食の献立から、仕事の進退に至るまで、多くの事柄の意思決定をあなたにさせてきます。厄介なことに表面上は、あなたに「相談」という形で持ちかけ、あなたはそれに応えなければいけません(応えないものなら、「自分の相談を聞けないのか」などと一方的に罵倒されることは明らかです)。 しかし、あなたが何を言っても相手が納得することはありません。仮にあなたの言ったとおりに相手が行動した結果、相手が何らかの不利益を負うものであれば、ここぞとばかりに「お前の言う通りにしたら大変なことになったじゃないか」、「お前の言うことを聞くとろくなことにならない。」などと一方的に罵倒されることになります。  このように、モラハラの加害者は徹底的に責任をあなたに転嫁し、果ては自分が被害者のように振る舞います。

子供を利用したモラハラ

モラハラ加害者は、時に子供であっても利用します。あなたがどんなに愛情を込めて子供に食事を作っても、相手は、「栄養バランスがなっていない」などと何かと文句をつけてきます。それに留まらず、相手は子供に対して「親として失格だよね」などとあなたの悪いところを徹底的に吹き込みます。 子供が悪いことをすれば、「お前のしつけがなっていない」と怒鳴られ、子供を叱ったときは「そんなに怒るようなことじゃない。お前がそうやってヒステリーを起こすから子供がちゃんと育たない」などと罵倒されてしまいます。

性的なモラハラ

モラハラ加害者が性による支配も求めてきます。あなたが相手からの性行為を拒めば露骨に嫌な顔をし、不機嫌になります。また怒鳴られ、無視されることに対する恐怖の為に次第にあなたは相手の要求を拒むことができず、さも喜んで相手を受けているかのように行動せざるを得なくなります。 モラハラ加害者は、そんなあなたの気持ちなど一切お構いなしに、お互いの同意の元で円満に性行為が行われていたのだから夫婦関係は円満だったなどと平気で言ってのけます。

経済的なモラハラ

モラハラ加害者は、当然、家計についても責任をあなたに転嫁してきます。「生活費が必要になったら言ってくれ」などと言うわりに、いざ「生活費が足りない」などと言うものなら、「お前の管理が悪い」、「いった何に使っているんだ」、「俺の稼いだ金を何だと思っている」などとあなたを責め立ててきます。 次第に相手はあなたに生活費を渡さなくなり、相手に罵倒される恐怖から、足りない部分はあなたの結婚前の貯金を取り崩すようになり、その後、実家の両親にお願いせざるを得なくなり、最悪の場合、サラ金や闇金に手を出してしまうこともあります。 借金の事実が相手に露見しようものなら、相手はあなたのことを「金遣いの荒いやつだ」、「なんで自分に相談せずに借金なんかするんだ」、「生活費が足りないときはいつでも言ってくれと言っただろう」などと、まるで後出しじゃんけんのようにあなたを罵倒します。 生活の手段を一切絶たれたあなたとしては、もはや別居する気力も無くなり、只々生活する為に相手の言うことを聞き続けるしかなくなってしまいます。

モラハラのよくある相談

行政書士に相談してはダメなの?

結論から申し上げますと、必ず弁護士にご相談下さい。 弁護士の方が、法律知識が豊富ということもありますが、それ以上に、そもそも法律上、依頼者の代理人となって配偶者とお話を進めていくことは、弁護士にしか認められていません(弁護士以外が代理人として行動することは非弁行為という違法行為に該当します)。 その為、行政書士に相談したとしても、配偶者とのお話合いや訴訟の提起等は結局、自分でやるか、最終的に弁護士に依頼せざるを得ません。配偶者の罵声や暴言に対して恐怖を感じている方にとって、配偶者とのお話合いをご自身で進めることは精神的にも相当な負担となるものです。 当事務所の弁護士は、依頼者の方の思いを全て汲み取り、依頼者の代理人として配偶者と闘っていきます。

依頼するにあたって弁護士費用はどのぐらいかかるの?

当事務所の弁護士がご相談者と協議の上、適正な金額をご提示させて頂きます。 なお、当事務所の報酬基準については以下をご参照ください。

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