Q22
株式も財産分与の対象になるのでしょうか?その際の金額はどのように算定されるのでしょうか?
A22
婚姻中に取得された株式が財産分与の対象になることは争いありません。
もっとも、金額については注意が必要です。
いわゆる上場株式については市場価格が前提となりますが、非上場株式(特に配偶者が法人の経営者である場合)は評価が複雑です。
対象となる会社の純資産額や類似業種との比較等、複数の方法で金額を算定していくことになります。
いずれにせよ、複雑な計算が必要になる為、株式が財産分与の対象となり得る場合は一度弁護士にご相談下さい。